在留期間更新許可申請

誰でもカンタン「在留期間更新許可申請」記入方法・必要費用まとめ

在留期間更新期限が近づいてきた!

苦労の末、妻(タイ人)の在留カードを取得したものの、最初に得られた許可は1年のみ。
あっというまに在留期間更新の手続きの期限が迫ってきました。

在留カードを取得したタイミングでも言われるのですが、この更新は更新期限日の3ヶ月前から行うことができます。

更新は期限日までに提出資料を持っていけばいいんですが、不備があったり不足しているものがあったりすると大変です。実際に私の場合は申請用紙や必要書類を間違えるというミスをやらかしたので、1週間後に再度出向く羽目になりました・・・。

最低でも1ヶ月前には申請したほうがいいでしょうね。

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  1. 在留期間更新許可申請書【日本人の配偶者等】【PDF形式】 【EXCEL形式】
  2. 写真(縦4cm☓横3cm)※申請書に貼り付ける
  3. パスポート
  4. 在留カード
  5. 配偶者(日本人)の戸籍謄本(戸籍全部事項証明) 1通
  6. 配偶者(日本人)の世帯全員の記載のある住民票の写し 1通
  7. 配偶者(日本人)の住民税の納税証明書 ※総収入とか税額及び納税額の記載がない場合、所得証明書がさらに必要
  8. 配偶者(日本人)の身元保証書(印鑑を忘れないこと)身元保証書(日本語版)【PDF】 

在留カードの受取時に必要となるもの
  1. パスポート
  2. 在留カード
  3. 収入印紙 4,000円分
  4. 申請受理票 ※申請時、パスポートに貼られてました
  5. 通知書(届いたハガキ)

では、細かく解説していきます。

 

在留期間更新許可申請はどこで?必要なものは

1.申請場所とタイミングについて

申請は各地域にある出入国在留管理局および各都道府県にある出張所(全国61か所)で行う必要があります。

>>地方出入国在留管理官署一覧

申請ができるのは、前述したとおり在留期限の3ヶ月前から。申請時受取時2回は出向くことになります。
地方の出張所でも、近隣の県に居住する者の申請を受けることが可能となっていますので、近い場所を探すのがいいでしょうね。

私の場合福岡県の居住ですが、福岡の管理局が遠いため佐賀県の出張所に申請に赴いています。出張所のほうが申請する人が少ないため、待ち時間が圧倒的に短いです。出張所オススメ!

流れとしては

申請する→審査期間→審査完了の通知書が届く→在留カード更新

という感じ。

申請後に審査が行われ、問題がなければ大体3~4週間程度で受取時に必要となる通知書(ハガキ)が届きます。

  1. 申請が受理されると、申請期間の満了日から2ヶ月間の滞在猶予が発生します。
    つまり、申請が更新期限日ギリギリで、審査期間中に期限をオーバーしたとしても、猶予期間として滞在が認められているので問題ないというわけです。
    この期限内に通知が届かない場合、出入国在留管理局に問い合わせましょう。
  2. 滞在期限中にパスポートの期限が切れるような場合、在留カードの更新はできないと思います。
    先にタイ大使館にてパスポートの更新をしておく必要があります。
    (在京タイ大使館、タイ王国大阪総領事館、在福岡タイ王国総領事館※要予約http://site.thaiembassy.jp/th/services/passport/9126/

2.必要となるものは

①在留期間更新許可申請書【日本人の配偶者等】

まず、一番面倒なのはなんといっても書類ですよね(笑)というわけで、その面倒くさそうなやつだけ説明しておきます。

申請用紙は法務省のHPから入手することができます。
>>【PDF形式】 【EXCEL形式】

  1. 国籍
  2. 生年月日
  3. 氏名(持っている在留カードと同じにする)
  4. 性別
  5. 配偶者の有無
  6. 職業
  7. 本国(タイ)における居住区
  8. 住居地(日本の住所)
  9. 電話番号・携帯番号
  10. パスポート番号
  11. 現に有する在留資格(在留カードに記載された内容)、年数、在留期間の満了日
  12. 在留カード番号
  13. 希望する年数 ※最長で5年までですが、ほとんどの場合1年にされてしまうようです。
  14. 更新の理由 この先も日本で暮らしてくため ←これでOKでした
  15. 犯罪による処分の有無
  16. 在日親族(日本で同居している人すべて記入すること)
  17. 身分または地位 日本人の配偶者にチェック
  18. 婚姻届け出年月日 日本の役場に届け出た日付とタイに役場に届け出た日付
  19. 申請人の勤務先 あれば書く
  20. 滞在費支弁方法 1か月間の生活費を記入
  21. 扶養者(申請人が不要を受ける際に記入)夫側の情報を記入
  22. 在日身元保証人の情報
  23. 代理人(行政書士などが代理で申請する場合記入される)

最後にサイン(ここは本人直筆必須)を忘れないように

代理人の下にあるので「代理人の場合だけ書くのかな?」と勘違いしやすいですが、申請人本人(私の場合はタイ人の妻)のサインが必要となります。

⑧配偶者(日本人)の身元保証書

身元保証書も法務省のHPから入手できます。
身元保証書(日本語版)【PDF】 

  1. 申請人の国籍
  2. 氏名(日本名・漢字カタカナでOKでした)
  3. 身元保証人の情報

印鑑を忘れないようにしましょうね。

⑤~⑦の書類はお住いの市役所にて入手しましょう。

  • ⑤配偶者(日本人)の戸籍謄本(戸籍全部事項証明) 1通
  • ⑥配偶者(日本人)の世帯全員の記載のある住民票の写し 1通
  • ⑦配偶者(日本人)の住民税の納税証明書 1通※総収入とか税額及び納税額の記載がない場合、所得証明書がさらに必要

2020年に申請したとき、実際に必要となった費用

  • 戸籍全部事項証明 450円
  • 住民票 200円
  • 所得証明 200円
  • 納税証明 200円

私の場合、合計1,050円でした。

申請が終わるとパスポートにこんな紙が貼られました。

これが受取時に必要な申請受理票ですね。

在留カードには在留期間更新許可申請中のスタンプが押されます。

これで手続きは終わり。
家に帰って審査結果を待つだけですね。

希望する在留期間を記入したと思いますが、滞在期間が短い場合、ほとんどの場合許可されるのは1年だけだと思われます。(就職しているか、子供がいるか、何年滞在しているかで変わるのだと思います。たぶん)

これはあくまで参考までに言いますが、
子供が生まれることになった場合、期限を長くしてもらうための嘆願書をさらにつけるのもありかもしれません。

審査するのは人であり、その人が「この人は滞在する必要性が認められる」と判断してくれれば年数は伸びる可能性が高いです。

在留許可申請の時にも出しましたが、嘆願書万能説。

妊娠している場合は妊娠証明書を付けた上で、嘆願書には
「嘆願書 〇年〇月〇日
〇年〇月に妻である○○が出産予定であり、育児のため来年の申請に赴くことができるか不安です。可能な限りで構いません。生まれてくる子供のためにも2年の在留期限をお願いできればと思います。
※妊娠証明書を添付しております。ご確認くださいますようよろしくお願いいたします。署名」という内容を、手書きで書くのがベストだと思います。
こういうのは手書きが一番いい。

まあ、それ以外の場合でも、一応パスポートの期限の範囲内で最大年数を記入しておきましょう。いちおうねw

 

在留カードの受取の方法とタイミング

前述しましたが、在留期間更新許可申請を行ってから3~4週間で審査結果のハガキが送られてきます。


これを持って出入国管理局に再度赴くことになります。

1.受け取りに必要なもの

では、受け取りに行くときに必要になるものを改めて。

在留カードの受取時に必要となるもの
  1. パスポート
  2. 在留カード
  3. 収入印紙 4,000円分
  4. 申請受理票 ※申請時、パスポートに貼られてました
  5. 通知書(届いたハガキ)

③収入印紙

収入印紙は出入国在留管理局にて販売されているかと思います。
郵便局やコンビニ(場所による)などでも購入できますが、無くしやすいので直前に購入するのがいいと思います。

④申請受理票

申請を行ったタイミングでパスポートに貼られているかと思います。
わざわざ剥がすような人はいないと思いますが、念のためw

⑤通知書

届いたハガキも持参しましょう。

 

これで必要なものはすべてです。

ちなみに、審査完了の通知書が届いた時点では、滞在が何年許可されたのかは分かりません。

発行されたカードを見て、「ああ、やっぱり1年だったか」となると思いますw

2.どのタイミングで受け取るのがベストか?

受け取りができるのは、現在保有している在留カードの在留期間満了日から2か月後が受取期限です。
それを過ぎてしまうと失効してしまい、不法滞在として扱われます。

じゃあ早く取りにいかないと!

と思うんですが、実は在留カードの期限は

受け取った日付からスタートするんですよ!

つまり、受け取るタイミングによっては次の更新までの期間が1~2か月の差が出るわけです。えええええっ!それじゃあ遅く行ったほうがいいじゃん!と思うかもしれませんが、書いた通り受取期限までに受け取らないと、失効してしまう危険性が出てきます。

ギリギリに行こうと思ったら、大雨で交通機関がマヒしていけなくなった!なんて事があったら大変ですので、やっぱりある程度余裕をもって手続きを終えておきましょう。

かかった費用は合計で?

各証明書の発行で1,050円
収入印紙が4,000円
それに往復を2回する分の交通費が加わるという感じですね。

出入国管理局と役所が近ければ合計5,000円程度で在留カードの更新を行えます。
私の場合、ガソリン代・駐車場代などで8000円超えましたけどね。

在留カードを更新した後やることは?

マイナンバーの更新

マイナンバーカードの発行を受けているようであれば、期限が在留カードと同じ日になっているはずなので、こちらのカードも更新が必要となります。市役所に行きましょう。

ちなみにマイナンバーの場合、
更新期限を超えた場合は更新ではなく再発行扱いになるそうで、申請から受け取りまで2~3か月かかる事になります。

私の妻の場合、在留期限の審査中にこの期限を超えてしまい、再発行する羽目になりました。

更新であれば即日終わりますが、再発行の場合は再び市役所に出向かなくてはいけません。
在留カードをなるべく遅く受け取ろうとすると、こういうデメリットがあることも覚えておかないといけません。

銀行の通帳の更新

国内の銀行に口座を持っている場合、在留カードを更新するごとにその更新を確認させてほしいとの要望を受けると思います。
提出期限を過ぎると、口座が一時的に停止されてしまうことがあるようです。こちらは再提出すればすぐに解除されますので、時間が空いた時に提出しておきましょう。

 

これにて、在留期限更新の許可申請及び注意点の説明を終わらせていただきます。
それでは、よい日本生活を!

 

 

 

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